好き嫌いが激しく、無理に食べさせようとすると吐く

給食

子どもの好き嫌いに悩むママも多いようです。親や先生が無理やり食べさせようすると吐いてしまいうのです。そういう子は、嫌い食べ物や苦手なおかずを見るだけで吐き戻します。私の友人は、低学年の担任ですが偏食の子に手を焼いているそうです。友人のクラスには、典型的な発達障害児がいます。母親が普通で父親が変わり者。苦手な食べ物を一切口にしないため手を焼いているそうです。

 

海や山に囲まれた日本ですが、野菜や魚を食べる機会が減り野菜嫌い・魚嫌いの子どもたちは増えています。子供の好き嫌いが激しいとワガママだと言われるししつけが行き届いていないと周囲からいわれることもあるので親も四苦八苦しています。


給食中に吐き戻すと子どものイジメ問題勃発

嘔吐する子供

ほとんどの子が楽しく給食を食べているのに、無理やり口に入れようとすると横でオエーっと吐いてしまうことがあります。一度そのような経験をすると無理やり食べさせられた記憶が精神的なトラウマになりすぐにゲーゲー吐き戻してしまいやすくなるのです。

 

臭いが教室中に充満します。これって気持ち悪いものです。少し大きくなってくると「ゲロ」とか「ゲボ」とか変なアダ名をつけられていじめに発展することもあります。嘔吐のにおいを嗅ぐと思わずもらいゲロしそうになりますが子供だって同じなのです。給食中や食事中は、周りに迷惑がかかってしまうのです。とはいうものの食べる時吐く子供本人が一番大変で、偏食をいかに失くすか母親も追いつめられてしまいます。


好き嫌いが多いと周りから責められるのは母親。

責められる母親

親戚の法要に呼ばれています。有名ホテルの総理料理長をつとめたシェフが腕をふるう摩訶不思議なメニューが美しい器に盛りつけられるというそのお店。ランチでも3000円という高級さで(都会の相場からは安いかもしれませんが)私の住んでいる田舎では、敷居が高いお店として有名です。

 

うちの子どもたち偏食が激しくてお子様会食で苦手なメニューが出たらどうしよう??と今から心配です。日本料理といえば、野菜の炊合せ・豆腐・椎茸・人参・酢の物・海老・蟹・イカ・貝・茶碗蒸しなどが出ますが私これらの食べ物苦手なんですよね。自分で書きながら本当好き嫌い多いな〜〜と反省しています。子供たちも私に似て偏食家です。

 

食べられなかったらどうしよう??と心配しているのは、口が悪いオジサン&オバサンが親戚にいるからです。挨拶の仕方、箸の持ち方から礼儀にいたるまで事細かに説教してくれるおせっかいオジサン。私など大人になっても厳しく叱られてばかりいます。

 

子供の好き嫌いが激しいなんて聞いたら「母親の教育がなっとらん!」「しつけの仕方が悪い」とのたまうに決まっています。オジサンもオバサンも夫婦で質が悪い。高級で値段が高いことは、みんなが知っているので残すことなんてありえない状況です。おせっかいオジサンと口うるさいオバサンに無理やり入れられたらうちの子たち断れないからオエっと吐いてしまいそうです。

 

いっそのことウインナーと唐揚げとポテトフライというメニューなら子供たちも喜んで食べてくれそうですが、お子様メニューも残してしまったら・・と思うと行く前から憂鬱です。アレルギーでお医者さんから止められてるとかなんとか言うしかありません。

 

 


追い詰められる母親と子供

好き嫌いが多い子は、ワガママ

好き嫌いが多い子は、ワガママ」「偏食の子は、人格が偏る」「食べ物の好き嫌いが多い子は選り好みしやすい」「偏食の子は、発達障害の傾向が強い」「食べ物のより好みをする子はこだわりが強い」こんなことをいわれます。親としては無理矢理にでも苦手な食べ物を克服したいと考えなんとかして食べさせようとします。

 

まるで「野菜や魚を食べられる子は良い子」「食べられない子は、協調性がないワガママな子に育つ」「好き嫌いなく食べさせられない親は、母親失格」「食育ができていない」といわれているみたいです。嫌いな食べ物を強要して食べれる程簡単な話ではありません。

 

うちの子供たちも飲み込めず涙目になること多いです。自分も小さいときから好き嫌いが激しくて給食で苦手な食べ物は、教室の机の中に隠したりカバンに入れてきたこともあります。ゴミ箱にこっそり捨てて担任に見つかり死ぬほど怒られたこともあります。経験上、一番辛いのは本人です。でも偏食がひどいと母親のせいみたいに言われるから親も追い詰められるし辛いところです。

 

 


好き嫌いを克服するために私が実践したこと

白いお皿

子供の偏食(好き嫌い)が激しいのは、母親の私が野菜や魚が苦手だからです。大人になっても克服できず嫌いな人参やほうれん草、トマトは、体に良いと分かっていても無理なものは無理!社会人になったからといって食べれるわけではないのです!料理のレパートリーが少ないことも関係していると思います。一生懸命作っても見た目が悪く、手間や時間がかかるのに喜んでもらえないのでどんどん手料理に自信がなくなります。

 

子供たちには、脳や体のためにも魚も野菜もしっかり摂って欲しいと思い自分なりに取り組んだことを紹介します。

見た目盛り付けで美味しそうに見せる工夫

 

  1. お皿をシンプルな乳白色にした
  2. 木製のサラダボウルを使うようにした
  3. 盛り付けにこだわる(上に高く盛り付ける、色を考える)
  4. 大皿盛りでドンと出すより一人ひとりに盛り付ける

 

下処理、調理、冷凍庫の活用

 

業務用スーパーで肉を大量に購入し、下処理をしたものを冷凍庫で分けて保存、鶏肉だったら、唐揚げ用、チキンカツ用、鶏ハム用に。豚肉は、とんかつ用、生姜焼き用。ひき肉は、ハンバーグ、そぼろなど、肉類は小分けにして冷凍保存しておけばカレやーシチューにも使えます。

 

業務用スーパーの魚を大量購入し冷凍保存する(下処理がされているので簡単)

 

子供と旦那のお弁当用のおかずも冷凍保存で対処しています。毎日買い物に行ったり料理を作る手間をかけられるわけではありません。料理にかかる時間を極力減らす工夫が必要です。

 

 


子供の栄養不足解消に利用しているもの

卵焼き

母親である私が、好き嫌いが多かったせいか、吐き戻してしまう子供の気持ちも理解できます。私も子供のときは、給食が1番遅くていかに残すか??ということばかり考えながら食べていました。そのせいで身長は、クラスで一番チビでした。

 

味噌汁ひとえまい

(味噌汁にもひとてまい)

 

給食の時間が終わり掃除の時間が始まっても食べていました。みんなホウキや雑巾を持って机を下げている間も一人黙々と舞い散る埃の中にいました。美味しいとかマズイとか関係なく重く長い時間帯でした。牛乳も苦手だったからカルシウムもとれていなかったと思います。あの頃給食をちゃんと食べていたらもっと背が伸びていたんだろうな・・

 

ひとてまい

 

ただ自分のこどもたちの体に必要な栄養素は不足しないように気をつけたいと思っています。

 


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