昔は手打ちそば、今はインスタント麺で年越し

年末に食べる年越しそば、地元では除夜の鐘が鳴るころ母親が中華そば（ラーメン）を作っていました。普段から仕事が忙しく子どもに手料理をふるまうことなどなかった母親。おふくろの味なんて何も覚えていませんが、年に1度だけ中華（そば）を作ってもらいました。１日だけですがラーメン屋の店主のように丼もあたためて熱々です。

普段は料理をしないのに年末だけは、寒い台所で一生懸命作っていた母の姿。

写真は本店舗で中華そばを食べた時のものですが、実際この店舗で売ってあった持ち帰り用のラーメンの麺と汁・シナチク・チャーシュー。今は、土産や持ち帰り用にちゃんとした袋に入っていますが当時は、一升瓶に汁が入れてもらった記憶しています。

家族の人数分作っていくのですが８人家族だったのでバタバタしていました。極細ちじれ麺は、茹で上がりまで1分少々です。汁は汁で別の鍋で温めます。

自分のうちだけの習慣だと思っていたら地元ではみんな中華そばで年越しをしていたようです。中華そばも手打ちそばも長く細く生きるという意味から食べるそうです。

私の住まいより海抜が高い地域では作物を作れないためそばを作っていました。そばや海抜が高くても土地が肥えていなくても実るのでしょうね。種をまいたあとは白い花が咲き足元だけ赤く染まっているので他の作物と見分けやすいです。

実がついたら刈って干し石臼で引きます。引いたそば粉は、灰色で熱湯を注ぎながらこねていきます。そば団子なんかも美味しい思い出ですが昔の人は、１つの食べ物を食べるのに苦労があったんだとあらためて思いました。

中華そばで年越しをして普段料理をしない母親でしたが年末だけは母親の愛情を感じたものです。でも料理が苦手で手抜き主婦の私は、リアルに年末にカップそばを買っていました。インスタントだからお湯を注ぐだけで超簡単だと思ったからです！子どもたちでもあっというまに作れるし便利！私が紅白歌合戦を見ていてもおなかがすいたら好きなタイミングでインスタントカップ麺を食べて年越しができると安易に考えていました。

年越しのカップ麺で子どもに人気だったのは背脂とんこつラーメンでした。笑。昔の親たちは、子どものために寒い台所で手をかけて作ってくれていたのに便利で豊かになった飽食の時代。私は、こんなに手抜な主婦です！

毎年恒例のインスタント麺での年越し。何の迷いもなかったけれど、よく考えたらズボラにも程度がありますｗ親には、よくしてもらっても自分は、子どもたちの心に残ることしていないな・・と反省させられました。

集中力を高める食品といえば炭水化物です。炭水化物といえば「そば」「ごはん」「餅」「うどん」「パン」などがあげられます。さつまいもやじゃがいもも炭水化物です。小学校や中学校になると勉強やスポーツで瞬時の判断力や集中力が必要になってきます。大人が想像する以上に脳のエネルギーを使っているようなのです。

朝ごはんを抜いて小学校に行くとぼーっとしてしまい授業に集中できません。運動や勉強の前に炭水化物は不可欠なのです。
「そば」「ごはん」「餅」「うどん」「パン」「ラーメン」といった炭水化物を単独で摂ると血糖値が上がりやすくなります。「カレー」「おにぎり」「チャーハン」「五目ずし」「菓子パン」といった単独メニューでは血糖値があがりやすいので肥満につながります。できれば肉や魚などのビタミンB郡のおかずをプラスしたほうが太りにくいメニューになります。

スポーツや勉強で力を発揮させたいのであれば脳に疲労物質を取り除き集中力を上げるBCAA、情報や伝達をコントロールするカルシウム・マグネシウムも一緒に摂ると良いようです。

こどもたちの脳のエネルギー源となるのが、炭水化物！だけど炭水化物単体で摂ると血糖値が上がってしまう！肉や魚のおかずが必要になってきます。うちの子供たち肉は、喜んで食べますが魚が苦手みたいです。おかずが肉ばかりだと疲れやすい体になってしまうそうです。

子どもの脳や体に必要な栄養素はたくさんあるのに食品だけで摂らせようと思うと子どもたちも肥満やメタボになってしまいます。飽食の時代だからこそ必要な栄養素をサプリメントから摂取するのも１つの考え方です。野菜嫌いなのでひとてまいも愛用しています。

カップ麺にひとてまいをいれるひともいます。ひとてまいは、スプーン1杯でほうれん草130株分のビタミンE、グリーンピース1キロ分のビタミンB2、レタス1株分の食物繊維、めざし78匹分のビタミンB6を摂ることが出来ます。

そのうえカルシウムやコラーゲンヒアルロン酸も入っているので美容にも良さそう！！コンビニ・レトルト食品・お惣菜・インスタント、便利な食品は増えています。私も活用すること多いです。でもひとてまいは、無味無臭だから味はそのままで栄養だけがUPするのです。

不足する栄養素は意識して補給したいと思いました。

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